2005年06月14日

インド、バイオ産業急拡大 04年売上高初の10億ドル突破

 インドのバイオ産業が拡大している。民間企業団体のバイオ技術関連企業協会(ABLE)によると、2004年度(05年3月期)のバイオ産業の売上高は前年度比39%増の約10億8000万ドル(約1156億円)に達し、初めて10億ドルの大台を突破した。業界では10年に50億ドル(約5350億円)規模に達すると予測、海外の製薬企業の研究受託や新薬開発などを推進している。

 04年度の売上高のうち海外への製品輸出や外資系企業からの業務受託の占める割合は約4割で、輸出主導で市場が拡大していることが鮮明になった。また、市場全体の75%は薬品関連だった。

 インドのバイオ産業は、安価な人件費と高い技術力を軸に米国企業の製薬開発の請負業務が拡大したことや、ジェネリック薬と呼ばれる欧米製品などと同様の素材を使った安価な薬品の販売増で成長している。

 ABLEの代表を務める業界最大手バイオコンのマズムダール・ショー会長は「10億ドルの壁を超えたことで、一層の市場拡大に弾みがつく。20億ドル突破は10億ドルの壁よりたやすいだろう」とし、10年には50億ドル規模に達するとの見方を示している。

 インド政府もバイオ産業を「IT(情報技術)に次ぐインド産業の軸」と位置づけ、積極的な支援策を打ち出している。

 ただ、インド政府はジェネリック薬の生産を制限する法案を昨年末可決しており、今後、安価なジェネリック薬の製造が難しくなるとみられている。

 さらに、米国市場での競争も激化し、バイオコンはじめ大手各社の05年1−3月期は、減益に陥っている。

 こうした業界を取り巻く環境変化を受け、大手各社はジェネリック薬依存体質からの脱却を目指し、独自の新薬商品化に向けた研究開発費を大幅に増やしており、今後、生き残りをかけた研究開発競争が激しくなりそうだ。


ジェネリック薬というのはよく分からないので調べてみました。

ジェネリック薬とは
 「ジェネリック薬」とは、特許料を支払わないで生産される、同じ効き目の薬のことである。ジェネリック薬の生産には二つある。一つは新薬の特許が消滅した後、どの会社もその薬をコピーして生産し、市販できる。もう一つは特許期間中であっても、政府による特例措置、つまり強制実施権(後述)の行使によって生産され、市販される場合である。

 ジェネリック薬は、特許品(新薬)と科学的には全く同一で、同等の効力を有するものであるが、商品名は特許品とは別の名前できちんと売られているものである。新薬が「先発品」と呼ばれているのに対し、ジェネリック薬は「後発品(後発医薬品)」とよばれる。「コピー薬」「非ブランド品」とも呼ばれている。模造品、まがい品、類似品、海賊版、中身が標準に満たないもの、あるいは偽物は、一切ジェネリック薬とは言わない。

 ジェネリック薬は特許料を支払う必要がないため、医薬品を非常に安い価格で提供できる。そこで、エイズや感染症に苦しむ開発途上国にとって、医薬品を安く供給する国際システムとして、ジェネリック薬が注目されてきた。そして先進国においては、医療保険制度下の医薬品コストを節約するためにジェネリック薬の使用が注目されている。

簡単にいえば、インドの製薬会社はパクリで儲けてきたが、パクリを禁止されたので、パクリ以外の方法で儲ける必要がでてきたということ。これでは、全く「勝ち組企業」が見えませんね。
投資には相当時間がかかりそうです。
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有利な投資方法をまとめました。
posted by taka at 12:57 | 宮城 ☁ | Comment(0) | TrackBack(2) | インド株!(その他)
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