2005年04月22日

インドの住宅・住宅金融事情4

楽天証券で、新たにADR銘柄が増えましたが、そのうちの一つ、HFDC(インドの住宅金融公庫のようなもの)について、書こうと思いましたが、それに当たっては、まず、インドの住宅事情を理解する必要があります。

連載の4回目です。

●インドの民間住宅金融の特徴

インドの民間住宅金融の特徴としては、次の点が挙げられる。

@ 融資期間が通常15 年間と比較的短いこと

 インドで中・低所得者向けに供給されている住宅の多くは、鉄筋コンクリートの柱・コンクリートの床・レンガ積みの壁でできた共同住宅である。

このため耐久性の観点からすれば、もう少し長い融資期間を設定することも可能である。

しかしながら、インド国内全体の資金量、個人の返済能力・リスク等を総合的に勘案した
上で設定された融資期間となっている。

日本では35年で設定するケースが多いが、寿命を考えれば、20年程度が妥当だろう。


A 預貸金利ギャップが比較的大きいこと

 日本では、預貸金利ギャップが2〜3%であるのに対して、インドでは5〜7%と比較的高くなっている。その背景のひとつとしては、管理コストの高さが考えられる。

ちなみに、日本での管理費用は一般に金利1〜1.2%程度である。

B 物的担保が「権利証の預かり」となっていること

 インドでは、日本の民事執行法に該当する法律が整備されていない。

このため借入者に融資対象住宅の法的根拠をもった「権利証」を預け入れさせ、万一返済が延滞して不良債権化した場合には、融資住宅を第三者へ売却して、その売却代金から融資金を回収している。

 抵当権にかかる法的枠組の整備が検討されている。
 
 C 担保にかわる保証人として、2 名の連帯保証人が必要

 インドでは、人と人との繋がりがいまだ強く存在しており、その証左として、住宅取得の際には親類・知人から何がしかの資金援助を受けているケースが多いことが挙げられる。

住宅ローンの保証人に関しても、日本とは違って、比較的容易に友人・知人になってもらうことができる。このため住宅金融機関が保証人を要求することは、住宅ローンを推進する上で特段の障害にはなっていない。

日本では、現在はほとんど機関保証であり、自然人保証は少なくなっている。インドでも今後は機関保証が伸びる可能性も否定できない。


HFDCのHP

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管理人の親友のHP「住宅ローンあなたの知らない裏事情ブログ」 


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posted by taka at 22:56 | 宮城 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | インド株!(金融)
この記事へのコメント
2回目の書き込みです。
管理人さんは、インド株についてお勉強をされて
いるんですね。わたしは、インドと言えばカレー
しかわかりません・・・。今度、カレーの特集をしてもえられば、嬉しいです。よろしくお願いいたします。
Posted by かよ造 at 2005年04月23日 20:54
かよ造さん、コメントありがとうございます!

そういうご希望が多かったので、早速、右脇に「インド原産の…」ということで、コーナーを作りました。良かったらご覧になってください!
Posted by taka at 2005年04月24日 16:36
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