2005年04月06日

インドの住宅・住宅金融事情2

楽天証券で、新たにADR銘柄が増えましたが、そのうちの一つ、HFDC(インドの住宅金融公庫のようなもの)について、書こうと思いましたが、それに当たっては、まず、インドの住宅事情を理解する必要があります。

連載の2回目です。

●インドの住宅政策の歴史

 インドは1947 年の独立後一貫して5 カ年計画を策定して、計画的に経済発展に取り組んできている。

第1 次5 カ年計画期間以降、住宅投資は投資計画全体の9〜15%を占めている。

 第7 次5 ヶ年計画では、住宅投資が約3,150 億ルピーでインド経済における全投資額の約9%であったのに対し、第8 次5 ヶ年計画期間中では約3 倍の9,753 億ルピー(インド経済における総投資額の約12%)と計算されている。


 住宅供給促進に関する政府の機関としては、主に各州の開発公社、住宅協同組合および住宅委員会に対して資金を供給している住宅・都市開発公社(HUDCO)が第4 次計画実行中の1970 年に、また、主に民間金融機関等に住宅ローンの資金を供給する国立住宅銀行(NHB)が第7 次計画実施中の1987 年に、それぞれ設立されている。

 また、本事業開始時期は、インド政府が国家住宅政策(NHP)の草案を国会に提出し、その内容が協議されていた時期であった。

NHP は、1987 年が国際シェルター年であったことを受けて策定されたものであるが、その草案には次のようなことが目的として含まれている。

・ 宅地、建設資材、金融及び技術の開発を通じて、すべての国民に対して住宅の確保を支援する。
・ 住宅関連活動が活発になるような環境整備に努める

 また、NHP 草案中住宅金融に関しては、他の経済部門と関連づけながら補助金を使わない融資システムを展開していくこと、貧困層に対する利子補給金の確保、セキュリタイゼーションによる2 次抵当市場の創設等が挙げられている。

国連が1988 年11 月に採択した世界居住政策(The Global Shelter Strategy)により、各国に住宅政策の策定を求めたこともあり、NHP は1992 年に国会の両院の承認を得て、インド全土に周知されるとともに、第8 次計画の中に組み込まれた。

 住宅建設は、従来インドにおいては個人レベルで解決されるべき問題として考えられてき
たが、都市化の問題、居住環境の問題等から、社会福祉的な観点から捉えられるようになった。

さらに、持ち家取得(新築・増改築による場合)は、建設需要を喚起し雇用創出につながることから、景気対策として経済的な観点からも見直されるようになってきた。

これは、我が国においても内需拡大のための経済対策を検討する際に、必ずといってよい
ほど住宅建設促進策が取り上げられてきた考え方と同様である。

これは日本の高度経済成長期に、政府により、住宅金融公庫による融資を拡大して、住宅問題を解決したこと及び内需拡大に大きな寄与をしたことに似ているだろう。

HFDCのHP

HFDCのチャート 



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posted by taka at 21:57 | 宮城 ☁ | Comment(0) | TrackBack(2) | インド株!(金融)
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